■自動車損害賠償責任保険(自賠責・任意)
(自動車損害賠償責任保険とは?)
自賠責保険とは自動車、バイク(原動機付自転車も含む)を運転する場合には、必ず加入するように、法律(自動車損害賠償保障法)で決まっている保険である。
これは、もし保険に入っていない人が交通事故を起こして、他人にケガをさせたり、死亡させたりしてしまった場合、多額の賠償金を払えない場合が考えられる。
そうすると、死亡したりケガをしてしまった被害者は、治療費などの賠償金を払ってもらえず、治療代などは自分で払って、泣き寝入りをすることになる可能性が高い。
そこで、交通事故にあった被害者が泣き寝入りをすることなく、最低限度の保障を受けられるようにと、車やバイクを運転する人は全員自賠責保険に入るように、国が決めました。
自賠責保険は、被害者の救済を目的とした、社会保障的な意味合いの保険といえます。
(自賠責保険・任意保険の特徴)
自動車保険には、大きく分けて「自賠責保険」と「任意保険」という2種類があります。
まず、「自賠責保険」というのは別名強制保険とも呼ばれていて、全ての自動車(車、バイク)と原動機付自転車を運転する場合は、絶対に加入しておかなければならない保険です。
任意保険は、”任意”という名前のように、加入する・加入しないは各人それぞれが自由に決められる保険です。任意保険の加入率は、車の場合、80%。
バイクの場合は、40%になります。
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